こんにちは🌤
すっかり春めいてきて、晴れた日の昼間は日差しが強くて半袖でも動けるような陽気になってきました。合格発表や卒業式、桜の開花など、春だなぁ~って気持ちが高揚しますね🌸
さて、ノロノロと更新中の「おしかけ妻と宮様の愛猫」、第30話「宮様の至宝(2)」を公開させていただきました🐱✨
生みの苦しみ…
この回、何度も何度も書いては消し書いては消しを繰り返しました。
最初は三人称の複数視点で書いて、それから沙那視点を主に書いて。でも、宮様の告白の場面だから宮様視点で書いた方がいい……。
ほんと、悩んで考えて書き直しを繰り返しました😫💦ヒィ
もちろん、その過程で作家さんなら誰しも罹患した経験があるであろう「コレオモロインカ病」も患いました。読み返すと、まったく心に響かずはっきりいって「つまらないな。スン」てなっちゃう怖い病気!💦
本当はもっと早く更新したかったのに、それもあって沼にはまって抜け出せずにいたのでした。
待っていてくださった方、毎度本当にすみません&ありがとうございます🙇♀️💕
風病と咳逆
私は学生のころから、歴史を医学の観点からひも解く!みたいな本が好きでよく読んでいました。
医学って西洋のイメージがあったのですが、高校生の時に読んだ本で飛鳥時代に風疹が流行った記録が存在するのを知って「へぇー!」と感動したのを覚えています。
その時代で病気の呼び方は違うのですが、日本人の歴史は病気との闘いでもあったのだなぁとしみじみ思いました。まぁ、全世界そうですけど😂
その中で、今回「宮様の至宝(2)」に登場したのが、「風病」と「咳逆」です。
風病は「かぜ」で、咳逆は咳を主な症状とする病気「インフルエンザ」だと言われています。というのも、六国史の一つ「日本三代実録」(清和、陽成、光孝天皇三代の記録)に、風病と咳逆は全く別の病として記録されているからです。西暦858年~887年の記録ですので、そのころ既にインフルエンザは身近にいたのですね👀💦
咳逆の流行によってたくさんの死者が出たと明記されているので、病院も薬局もそもそも病気の知識もない当時の人々は、たいへん恐ろしい思いをしたのではないでしょうか。
それから、西暦905年ごろ醍醐天皇の勅命によって編纂された生薬についての書も残っています。日本の生薬に関する研究はこのころから優秀で、現代の生薬と変わりないものがたくさんあります。
ただ、これらの記録や資料が活躍するのは江戸時代になってから。
それまで病は「悪霊」や「鬼」でしたので、医学的な記録や知識よりも加持祈禱で治そうとしていました。
おいら、現代人でよかったとつくづく思うよ😥
最後に…
今日もここまでお付き合いくださってありがとうございます!✨
春めいてきたといってもまだまだ温度差が激しい日もあります。お体に気をつけて、お互い元気に読み書きを楽しみましょう!
それでは、次の更新で😍👍
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