小説について
読む前に…
注意とお願い
- この小説はR18作品です。
明確な性描写、残酷な描写等が含まれます。18歳未満の方は閲覧できません。 - すべてフィクションです。実際の実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
- 小説の著作権は著者である虹色すかいにあります。無断での転載、コピー等はおやめください。
あらすじ
まるで月の光を紡いだような白銀色の頭髪と、満月のごとき琥珀色の硝子玉をはめ込んだような瞳。先帝から月読尊の権化と賛美された八条宮依言は、絶世の美青年と謳われる独身貴族だ。
彼は元服と同時に親王宣下をうけ、宮号と所領を賜って左京の八条に構えた邸に暮らしている。二十歳を過ぎても正妻を娶る気配なく、泡沫の恋に身を投じて浮名を流す八条宮。その恋の相手は、都でも評判の美姫ばかり。
そんな八条宮に見事な一目惚れをしてしまったのは、先帝の御代より主上に近侍している大納言の一人娘、沙那。彼女の八条宮に対する情熱はすさまじかった。大人の雰囲気がたっぷり漂う八条宮の恋人になるには平べったすぎる胸を気にしつつも、八条宮に毎日恋文を送り、ついには八条宮の邸の門前で待ち伏せする始末。
「どうしても俺の妻になりたいの?」
「はい、どうしても!」
一目惚れから始まる平安ラブファンタジー。
謎に包まれたミステリアスな宮様との結婚生活で、沙那の一途な片思いは報われるのか――?!
キーワード
- 和風ファンタジー
- 女性主人公
- 帝の秀麗な異母弟×大納言家の姫君
- シリアス、切ない、ラブコメ要素あり
- ハッピーエンド
小説の目次
- 第01話 百夜待伏せ(1)
- 第02話 百夜待伏せ(2)
- 第03話 百夜待伏せ(3)
- 第04話 宮様の求婚(1)
- 第05話 宮様の求婚(2)
- 第06話 弘徽殿女御(1)
- 第07話 弘徽殿女御(2)
- 第08話 弘徽殿女御(3)
- 第09話 二人の婚礼(1)
- 第10話 二人の婚礼(2)
- 第11話 二人の婚礼(3)
- 第12話 初夜の蟲毒(1)
- 第13話 初夜の蟲毒(2)
- 第14話 名ばかり妻(1)
- 第15話 名ばかり妻(2)
- 第16話 想い人と妻(1)
- 第17話 想い人と妻(2)
- 第18話 想い人と妻(3)
- 第19話 目隠し初夜(1)
- 第20話 目隠し初夜(2)
- 第21話 日宮と月宮(1)
- 第22話 日宮と月宮(2)
- 第23話 はしきよし(1)
- 第24話 はしきよし(2)
- 第25話 はしきよし(3)
- 第26話 ひのみかど(1)
- 第27話 ひのみかど(2)
- 第28話 ひのみかど(3)
- 第29話 宮様の至宝(1)
- 第30話 宮様の至宝(2)
- 第31話 宮様の至宝(3)
- 第32話 菊の花と檻(1)
- 第33話 菊の花と檻(2)