虹色すかい– Author –
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◆Story 10
◆Story 10 驚き過ぎて声も出ない。どどっどっどどっと耳の近くで乱れた心音が響... -
◆Story 09
「お先に失礼します。お疲れ様でした」 十二月五日。 彩は、昼休憩中の上司と医... -
◆Story 08
ピピッピピッピピッ……。 新しい一日の始まりを告げる電子音が、高らかに鳴り響... -
◆Story 07
彩の寝息が規則正しくなったころ。 仁寿は、そっとベッドをおりて服を着た。床... -
◆Story 06
ベッドに入るや否や、じゃれるように仁寿が彩を組み敷く。彩は、仁寿の目を見つ... -
◆Story 05
「ぁ……ふっ」 ソファーの端に置かれたクッションが彩の後頭部をソフトに受け止め... -
◆Story 04
仁寿のマンションに着いた時、雨はすっかりあがっていた。 車を降りた仁寿が大... -
◆Story 03
『突然電話してごめん。今、ちょっとだけいい?』 「はい、大丈夫です」 『もう家... -
◆Story 02
時刻は午後六時半。 終日晴れの予報は大きくはずれて、昼過ぎから降りだした雨... -
◆Story 01
初めて好きになった人は、大学のサークルで知り合った同じ学部の二つ先輩だった...